都市の未来を考える国際会議「Innovative City Forum 2016」登壇者:ブレイス・アグエラ・ヤルカス紹介記事
インタビュー・執筆:
グーグルの人工知能は、悪夢を"創作”した
美術館で、1枚の絵にふと心を奪われた瞬間は誰にでもあるものだ。
使われている色彩に美しさを感じたり、作家が描いた歴史的事実に共感を覚えたり。そうして人は、自分の心を揺さぶる美術作品を生み出した作家の創造性に、畏敬の念を抱く。
創造的行為は、人間だけにできるもの。そう誰もが疑わなかった常識が今、揺らごうとしている。人工知能が創造的行為をし始めているのだ。
グーグルの研究者らによるチームは2015年6月、「Inceptionism」という、奇妙な画像の一群を公開した。インターネット中に拡散した、キュビスムを思わせるそれらの絵は、グーグルの人工知能が“描いた”ものだった。read more