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AKIHICO MORI

森 旭彦

 

京都を拠点に活動するサイエンスライター、物書き。主な関心は、最先端のテクノロジーやサイエンスと人間性の間に起こる相互作用や衝突についての社会評論。WIRED日本版、MIT Technology Reviewなどの出版物に執筆。 企画編集やブランディングに携わる傍ら、インデペンデント出版のためのフィクション執筆やジャーナリスティックなプロジェクトにも携わる。ロンドン芸術大学大学院、メディア・コミュニケーション修士課程修了(Distinction)。

2014年から現在まで、WIRED日本版にコントリビューティング・ライターとして関わる。世界初のサイボーグ競技大会であるスイス連邦工科大学チューリッヒ校による「CYBATHLON」や、オーストリアで開催される世界最大のメディアアートの祭典「Ars Electoronica」など、海外の話題を中心に取材している。また、東京のプライスウォーターハウスクーパース、Takram、ロンドンと東京を拠点にするブランド&デザインハウス anyhow とのコラボレーションによるブランディングやコンサルティングにも携わる。

ロンドン芸術大学大学院でメディアコミュニケーションを専攻。大学院在学中に「2020年のCOVID-19インフォデミックにおけるサイエンスジャーナリズム、その課題と進化」というメディアリサーチプロジェクトを行う。このプロジェクトでは、誤報の伝播に対抗するためのアプローチの種類や、科学ジャーナリストが直面する社会問題などを明らかにした。本プロジェクトでは、BBC(UK)、WIRED(US)、ネイチャー(US)、ニューヨーク・タイムズ(US)、MITテクノロジー・レビュー(US)、サイエンティフィック・アメリカン(US)、ノイエ・チューリッヒ・ツァイトゥング(スイス)、ZEITオンライン(ドイツ)、ディレイド・グラティフィケーション(UK)などのメディアに関わるジャーナリストとコラボレーションしている。同プロジェクトをもとにした修士論文は、世界規模の社会問題をいち早くメディアスタディにおける文脈で取り扱った点と、サイエンスジャーナリズムから現代のメディアの問題点を指摘した独自性が評価され、最高の評定であるDistinctionを獲得。